休職2年目の春、私は『母という病』という本に出会います。
うつ病がきっかけで知り合った方に、
「太郎ちゃんは『母という病』かも知れないよ?」
と教えてもらったことがきっかけでした。
うつ病と診断されてから、病気に関する本は何冊も読みました。
でも、この一冊だけは少し違いました。
私は初めて、自分と母との関係を見つめ直すことになったのです。
子どもの頃から、兄弟と自分を比べては、
”私は愛されていない。”
と、ずっと思っていました。
虐待された、毒親だった、というわけではありません。
休職し始めてからも、良き相談相手でしたし、
一緒に食事やお買い物に行く仲良し親子でした。
この本を読んですぐに考え方が変わったわけではありませんし、
何度も母と話をしました。
本を何度も何度も読み返すうちに、
“母には母なりの愛情があったのかもしれない。”
時間はかかりましたが、そう思えるようになりました。
私が欲しかった愛情と、
母が精一杯くれていた愛情。
その形が少し違っていただけだったのです。
だから今は、
“どうして愛してくれなかったの?”
ではなく、
“あの時のお母さんも、一生懸命だったんだね。”
と思えるようになりました。
私が読んだ本
私が読んで心に残った一冊です。
必ずしも全ての方に当てはまるわけではありませんが、
親との関係に悩んでいる方にとって、
一つの考え方に触れるきっかけになるかもしれません。
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つづく。

