休職5ヶ月目。
うつ病と診断されて初めて迎えたお正月の空気が落ち着いた頃、
私は休職初期のような強い症状に悩まされていました。
頭痛、吐き気、食欲不振、全身の倦怠感、めまい、不眠、そして希死念慮。
“あの頃に戻ってしまった…振り出しだ…。”
日記にはこう綴られています。
心療内科で主治医に相談すると、
「お正月は良くなる人もいれば、悪くなる人もいるよ。
エネルギーを使い過ぎたのかもしれないね。」
と言われました。
休職していることを隠しながら親戚に会ったり、
結婚や出産した友人から届くキラキラした年賀状を見たり、
お正月の人混みの中でショッピングをしたり。
周りは楽しいお正月。
私も笑っていました。
でも、家に帰る頃には心も体も空っぽになっていました。
“ちゃんと体と相談しながら行動しよう。”
それまでに何度も日記に書かれた一文ですが、
本当の意味ではまだ分かっていませんでした。
🌿今の私が思うこと
当時の私は、
“一度良くなったら、もう悪くならない。”
と、どこかで思っていました。
でも、実際は、良い日もあれば悪い日もある。
波を繰り返しながら、少しずつ回復していくものだったのです。
あのお正月は、“回復には波がある”ということを、身をもって知った出来事でした。
その後も、“体調が悪い時は無理をしない”という選択をする場面がありました。
その一つが、法事の日のことです。
つづく。

法事に行けなかった日
うつ病と診断されてから初めて参列した法事で体調を大きく崩しました。主治医の言葉をきっかけに、「無理をしない」という選択を少しずつ受け入れられるようになった体験を綴ります。

